気温が低めだった今日、日差しはあるのに、午後1時近くになっても車のリアウィンドウのガラスには花のような霜の結晶がくっきり。車の外気温表示は1℃。すっかり冬です。
去年は、灯油を買いに行って、積み方が悪くてこぼしたりしていたけど、甲斐あってコツも分かったので今年は大丈夫。
11月のうちから鉢植えも徐々に室内に移した。去年もそうしたのだが、それでも春を迎える頃にポトスが息も絶え絶えになっていた。多分寒さのせいだろうと思っている。できれば今年はあの弱った姿は見たくないので、気休めかもしれないけれど、古くなった厚手のタイツを切って鉢に着せてみた。そして去年より日当たりのいい場所(仕事机の上)に。作業スペースはやや犠牲になるが止むを得ず。
一方で、わりと強いヘデラの方は、だいぶ最近まで外に置きっぱなしで、寒さに焼けたのか、しないはずの紅葉をしかけていたので、あわてて玄関へ。ごめん。
夏から借りている畑には、秋まきの水菜とケール、ほうれん草だけが残っていたのだが、さすがに寒すぎるらしく、2、3週間待っても全く伸びなくなってしまったので、小さいものも含めて全部収穫して片付け、畑は本格的に冬眠に入った。
大きくても3、4cmどまりのホウレンソウ、それから友人が「ニューヨークではサラダで食べていて、とてもおいしい」というので、はりきって蒔いてみたけど2株しか育たなかったケール、せっかくなので大事に洗って、サラダにして食べてみた。少しごわっとしてはいるが、味は濃くて甘みがあっておいしかった。
去年の冬は引越して数ヶ月だったので大掃除というほどの必要性を感じなかった。寒い地域だし、夏の終わりくらいにするのがいいよね、と思っていたものの、その頃に風邪をひいたり慌しかったりで(言い訳です)今になってしまった。冬に水周りの大掃除をする気力はわかないが、暗くなってきていた蛍光灯類の取り替えと、窓ガラスの掃除だけしてみた。大掃除のふり。ガラスふきの動作が大そうじ感を出すし、全般に家の中がかすかに明るくなった気がするのもそれらしい。だいぶ切羽詰まってきた年内の仕事からの現実逃避と言われると否定しきれない感もあるけれど。
私の住む御代田のあたりは、昼間は晴れでも、朝だけ曇ることが多い。
先週、おとなり佐久市の両親の家に泊まることがあって、朝8時くらいに自宅に帰るために移動を始めた。快晴に近い空の下、御代田の方向を向くと、浅間山の足元に雲が浮いているのだ。多分標高や朝日、山肌との関係で、裾野エリアの低い空に朝だけの雲が発生するのだと思う。あああ、いつも私はあの中にいるんだなあと実感した。街並みや都市施設の利便性などの人間の作った環境よりも、地形や微気候などの自然環境のほうが生活に影響の大きいこの感じ、新鮮でおもしろい。
さらによく見ると、中腹部の森林が粉砂糖をふったように真っ白。(その部分にマークした拡大写真を作ってみました↓)雪ならば山頂まで白くなるはずだし、たぶん霧氷がこずえにびっしり付いているのだろう。うちのあたりはまだ霧氷は見ない気がするので、あれはもうちょっと高いところのはず。などと俯瞰できてしまう大まかさがまた面白い。
そんなこんなで、2度目の冬。寒いけどこれはこれで楽しいです。